お金が足りないどうする老後?

コラム

どうもるんるんです。
金融庁より6月3日に金融審議会の報告が公表された。
TV、マスコミなのでも取り上げられ大きな波紋を呼んでいる。

金融庁は「高齢社会における金融サービスのあり方」など「国民の安定的な資産形成」を中心に検討・審議を行って来ました。と発表。

麻生太郎大臣開き直り発言

「オレが産まれたころの平均寿命はいくつだったか、知ってるか?」
「だいたい終わっているよな。それが戦後は53になって、それでこのあいだまで81とか言ってたのが、100だってんだろ?」
「そうすると、人生設計を考えるときに100まで生きる前提で退職金って計算してみたことあるか? 普通の人はないよ、たぶん。オレ、ないと思うね」
「いきなり100って言われて、『あと20年間ゴルフつづけられるのか』って、『そんな体力ねえな』とか『金がねえな』とか、いろんなことを考えるだろうから、そういったようなことを考えて、いまきちんとしたものを、いまのうちから考えておかないかんのですよと」
こんなことを言っている。

平均寿命が伸びていくことも少子高齢化もとうの昔から予測されていたことである。
「年金は生涯安心!」と喧伝してきたというのに・・・
「100歳まで生きる気ならいまから考えておけ」と言っている。

足りない分は自助努力しなさい


上記は金融庁の6月3日の発表の報告書の一部である。

他のブログでもこんな事を書いてる方が居たので一部ですが抜粋します。

多くの国民にとっては将来の蓄えをする余裕などないのが現状だ。現在、日本では7人に1人が貧困にあえいでおり、貯金はもちろん、資産運用など考えられない状態に陥っている。実際、2017年の「家計の金融行動に関する世論調査」では、2人以上世帯で運用や将来への備えなどを目的とした金融資産を「保有していない」と答えた世帯の割合は31.2%にものぼり、過去最高を記録している。賃金は上がらず、非正規の雇用者は増えつづけるという経済状況をつくり出しておきながら「長生きしたいなら2000万円貯金しろ」「投資で資産運用しろ」とは、この国の現状と照らし合わせれば「棄民政策」としか言いようがない。

要は年金が下がる、足りない分は自身でリスク分散をして資産を運用しどうにかしなさいと言う事。まあ皆が怒るのは当たり前の話し。

足りない分はどう補うの

金融庁の話しでは年金が下がっても、なくなるわけではない。それでも老後毎月約5万くらいは足りない話しと言っているので、それを見越し毎月さらに5万稼ぐのは至難な事である。

貯金をしていても利回りはほとんどなく絶望的だし、物価の上昇でインフラが起き続けているためお金の価値は下がるものと考えなければならない。もしくは一部銀行が破綻などで資産保証も一部となり減る可能性もある。それ位銀行も昔ほど余裕な営業はしていない。
したがって貯金もリスクが生じる。もう正直お先真っ暗である。

国はイデコやニーサなど税制優遇制度の投資を昔から進めている。積立型投資信託はこれからの未来必要なのかもしれない。しかし投資ももちろんリスクはある。必ず増えるわけではないのであるから。

この話しに関して関連記事を書いてます。良ければそちらも見てください。
投資初心者が資産運用始めようと思う

労働収入

定年したら働けないわけではないと思う。経験豊富な高齢者はその知識を収入に充てればよい。近年70代でも元気に現役で働いている方もいる。シルバー人材センターなど活用して少しでも労働収入を増やす方もいるし、前職を生かし人材育成に起用する会社も増えてきている。

しかしいつまでも企業労働収入に頼っていても限界は生じる。いかに無理なく独自性のビジネスを見つける必要があるかもしれない。大きいビジネスではなく趣味の延長上など楽しみながら出来るものが良いかもしれない。

これから出てくる詐欺話し

きずいてる方は多分いると思うが国が投資しろ!と言い始めたのを良い事にこれを逆手に取り多くの詐欺的案件話しは今後沢山出てくるであろう。詐欺的話しは、こういう時代の変化や国が進めている事業の改革話しは敏感であれやこれやと考え襲ってくる。

高利回りをうたった不動産投資、AIロボット事業の投資など誰でも稼げる不労所得など言いだしたら切り無いくらい出てくるでしょう。

どうにか資産を増やしたい。そんな願いを踏みにじる詐欺話しに耳を傾けてはいけない。甘い話しなどろくなことが無い為。せっかくの資産もなくなりますからね。

同じ投資ならイデコやニーサなど税制優遇制度の積立型投資信託が良いのではないでしょうか。
リスクと向き合うことが投資の本質なんで。

最後に

今回はお金が足りないどうする老後?のテーマに6月3日の金融庁の報告書を基にお話ししましたが、正直国の制度には明るい未来はありません。これはもう切実の話しです。
いかに若者は早い段階から、高年齢者は今からどう自分の資産と向き合い生活を送るか考えなくてはならない。なんとかなるだろうはもう通用しないので。


コメント

タイトルとURLをコピーしました