ヤフオクでCPUリマーク品つかまされた話し

ガジェット系PC

オヤジの物作り挑戦記【デスクトップPC編】その2なんですが今回の話しはタイトルに書いた通り先日CPUをオークションで落としたのです。しかし偽物をつかまれました。
今回はリマーク品(偽物)の見分け方やオークションで出品している詐欺師を見抜く方法を書いていきたいと思います。

リマーク品CPUとは

画像を見ていただければわかるがインテルの第6世代CPUcorei7のCPUの画像です。

銀色の板【ヒートスプレッター】の上に商品番号が印刷されているのですが、この印刷を書き換えて、偽装販売するといった行為なんです。

例として
corei3の商品をヒートスプレッターの印刷を一度削りcorei7の印刷し直し販売
これはまだCPUとして利用できるのです。
ヒートスプレッターはcorei7の表記だが中身はcorei3なので起動したときに発覚する形となる。

ひどい場合は、中身を確認できなくするために高圧電流を流しCPUをショートさせ中身が読み込めないようにする隠ぺい工作もあります。

るんるん
 

今回は下側のひどいものをつかまされました。

リマークは、製品に記された刻印を不正に変更して、安価な物を高価な物に見せかけて販売する不正行為(悪徳商法)をさす。この行為によって売買される物品を「リマーク品」と呼ぶ。なお、Remarkの本来の意味とは全く違い(本来、Remarkは「意見を言う」または「述べる」と言った意味合いで使用される)、誤用が間違ったまま広まった言葉である。

主に自作パソコン向けのCPUやメモリを中心としたバルク品のパーツで行われる。 素人目にもわかるような物から、精巧でリテール品の箱まで偽造したプロでも見抜くことの難しい物まで存在する。精巧に偽装された品の場合、流通段階で発見されず、販売店も真正品だと思って悪意なく販売している事例もある。

たとえば、1.5GHzで動作するように製造されたCPUの刻印を除去し、1.8GHzで動作するように製造されたCPUの刻印を転写することにより、外観ではそれが1.8GHzの物だと認識させることができる。そうすることにより、1.5GHzの物でありながら1.8GHzの価格で販売することが可能となる。

購入者がCPUの現品チェックを店頭で行うことはほとんどなく、それを持ち帰って実機に装着するまでこれが不正なものであるかどうかを判断することができない。

また、リマークは「それなりに動く確率がある」範囲で行われるため、動作が不安定だったりしてもCPUの問題ではなく、保有するマザーボードやメモリ、チップセットといったCPUの外にある要因(いわゆる「相性問題」)として返品・交換を受けられないという被害例がある。しかし、リマーク品である事が明確であるならば、販売元に製品を返品し、正規品との交換、又は返金を請求出来る。各製造元とも、ホログラムシールやシリアルナンバー管理などによってリマーク品であることが、その時に分からずとも後日判明するようになっている。

いくらそれなりに動く範囲の偽装であったとしても、その製品は(リマークによって消し去られた表示にある)本来の能力より高い設定で動作させられてしまう。つまり、オーバークロックしようと思っていないのに、オーバークロックされた状態で使用されることで動作の不具合を招いたり、刻印通りの真正品であれは本来含まれるはずの機能が使用できないという結果になる。この場合の対処法は、(返品できない状況であれば)そのCPU本来の動作周波数を見つけて設定するしかない。

ウェキペディア引用

CPU製品の確認方法

IntelのCPUにはFPO番号と呼ばれる物があるんですヒートスプレッターに印刷されてる羅列番号の数字を入力する方法なんです。

写真でもわかるように赤い枠で囲んだ場所に数字が印刷されている。
これをインテルのサイトの中にあるに保障に関する情報から入力すると判別がつくんです。
CPUの保証期間を照会するものとなります。
上記の場合、FPO番号は一番下の行にある「X611A978」ですねこれを真ん中のところに入力。
そして基盤に彫られている下側赤枠で囲んだ数字を入力、シリアルナンバー (ATPO) 「00800」なんですがあえてわざと適当な番号入れてみます

 

そうするとこんな感じで画像が出てきます。

パッチナンバー(FPO)は合ってるが シリアルナンバー (ATPO) 違うと出てますね
まあシリアルナンバー (ATPO) 適当にしたから当たり前なんですがね

こんな方法で製品確認できます。ちなみにきちんと打ち込むとこんな感じになります。

 

 

るんるん
 

では今回私がヤフオクで落札したCPUがこちら。
試してみたら・・・

パッチナンバー(FPO)もあってなければ シリアルナンバー (ATPO)も 違うと出てます。

要はこれでリマーク品と確認できるんです。

オークションサイトやフリマでの見分け方

  1. CPU画像を見る
    画像が使いまわしの場合大半がリマーク品です。
    一部画像転用されるのが嫌なのでとかも怪しいです。
  2. CPUの商品がジャンク品ばかりの出品者
  3. 出品者の評価を見る 
    初めは高評価ばかりだがだんだん悪い評価がついてる出品者
    アカウントを買っているものや初め高評価集めに走り一気に抜け売る行動をとっている。
  4. 過去1月以内のコメントを見る購入者が「リマーク」と書いてあるか見る
  5. 出品者にFPOとATPO を確認する
    リマーク品の場合大半返信がない

   6.リマーク品ではないか確認する
   違うと言い張ったら購入したあとに違えば返品する。
   NC/NR(ノークレーム/ノーリターン)などは関係ない。

 

先生1
 

近年のオークションやフリマでNC/NRなど記載のため、泣き寝入りの落札者が多くいる、これを逆手にとって悪質販売している者がいるの現実である。

るんるん
 

受け付けない場合は
ヤフオクの場合はヤフオクの保証30日以内、
メルカリであればメルカリでの保証が受けられる。
その際に購入のやり取りをスクショなど残しておくとよい。
ヤフオクなら取引メッセージで記録が残ります。

最後に今回は泣き寝入り

今回ヤフオクで落としたCPUはリマーク品であってのですが、運悪く動作確認ができる環境下ではなかったんです。
起動の最低限のパーツがそろって無かったため、確認ができなかったのです。
いざ確認したら動かないんですよねー。
マザーボードも中古品、CPUはジャンク品、電源ユニットも中古品。
もう何が悪いか判断するのにも時間かかりました。
確認できた時にはすでに遅く30日超えてる状態で、しかも出品者はアカウントBANされてるわで、もう八方ふさがりでした。

自作初心者の私では今回無知なうえ、発見、対策がかなり遅れたのが原因でもあるんです。
今回記事にしたのは私と同じ目に合わないように注意喚起と、オークション等が適正に機能することを祈っての記事となります。

今回はこの辺で

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