どうもるんるんです。
6月5日に起こった札幌市児童虐待事件日にちが立って色々な事が出てきました。
自分の子供を虐待するバカな親が居る限りこの手の話しは無くならないのでしょう。
では、未然に防ぐことができたはずのこの事件、しかしメディアの報道で明らかな職務怠慢な事が明るみになっている。今回はその辺を紹介していきたい。
警察要請を断る
5月12日、近隣住民から「子どもの泣き声がする」と警察に通報があり、警察はその3日後に池田容疑者と面会、虐待の可能性は低いと札幌市児童相談所に伝えていたみたいである。
児童相談所によると、5月13日に警察から一度同行要請があったが、夜間であったため人繰りが厳しいと返答し、同行しなかったという。
断ったのは3回のうち1度
児童相談所 警察からの同行断ったのは1度に訂正している。
札幌市児童相談所は、先月、警察が池田莉菜容疑者と面会した際、警察からの同行の要請を3度にわたって断ったと説明していましたが、10日の記者会見で「断ったのは1度だけだった」と訂正しました。
札幌市児童相談所の高橋誠所長は会見で、警察からの要請を断ったのは5月13日の1度だけで、14日の2度目の要請に対しては「可能なら同行したい」と答えたとしています。
さらに同じ日に警察から3度目の連絡がありましたが、これは同行の要請ではなく「池田容疑者が嫌がっている」として、同行を控えるよう求める内容だったと説明しました。
当初、取材に対し要請を3度にわたって断ったと説明したことについて、児童相談所は「担当者が勘違いした可能性がある」
札幌女児虐待事件 児相 国が求めるチェックシート作らず
児童相談所が、虐待の緊急性を判断する目安として国が求めているチェックシートを作成していなかったことが分かりました。
札幌市児童相談所が、住民から通報を受けていたにもかかわらず、ルールに基づく立ち入り調査を行わなかったり、警察からの面会への同行要請を断ったりしていたことが明らかになっています。
さらに、虐待の緊急性を判断する目安として国が求めているチェックシートの作成も行っていなかったことが、児童相談所への取材で分かりました。
これは「リスクアセスメントシート」と呼ばれるもので、虐待によって重大な結果が生じているかや、虐待の影響と思われる症状が子どもにあらわれているかなど、8つの項目にチェックを入れ、緊急度の判定に応じて一時保護や警察との情報共有などに生かされます。
これを作成しなかったことについて、児童相談所は「親子と面会できず、チェックに必要な調査を行えなかった」と説明しています。
育児放棄の疑い
母親は以前から子どもの面倒をみない、いわゆる「ネグレクト」の疑いがあることが、関係者への取材でわかりました。
捜査関係者によりますと、2人は今年に入って交際を始めたとみられ、それをきっかけに日常的な虐待が行われた疑いがあるということですがわかりました。
去年の春ごろまで詩梨ちゃんを預かっていた元保育士によりますと、詩梨ちゃんにあざなどはなかったものの、当時から痩せ細っていて、冬でもシャツ1枚とオムツだけの姿だったり、預かってから2日がたっても池田容疑者が迎えに来なかったりしたこともたびたびあったということです。
警察は、こうしたネグレクトに加え、藤原容疑者との交際をきっかけに、虐待がさらにエスカレートした疑いがあるとみて調べています。
母親の拒否で確認できず
警察が先月、住民からの通報を受けて自宅を訪問した際、母親に拒否されて娘の傷の一部を確認できていなかったことが捜査関係者への取材で分かりました
先月15日、警察は住民からの通報を受けて池田容疑者と面会しましたが、その際、ばんそうこうが貼られていた詩梨ちゃんの足の裏の傷について、池田容疑者に拒否されて確認できていなかったことが捜査関係者への取材で分かりました。
池田容疑者は「ヘアアイロンを誤って踏んだ。傷口が広がるので見せられない」などとかたくなに拒んだため、そのまま面会を終えたということです。
警察はこの時、傷は顔などに小さなあざがある程度で、説明とも矛盾がないとして、虐待の事実はないと判断したということです。
話しが食い違う
児童相談所と警察の主張が双方意見が違っている。
先月14日、児童相談所の職員が警察から池田容疑者との面会に同行するのを控えるよう求められたと述べました。 札幌市子ども未来局・高橋誠児童相談所長:「(北海道警から)申し訳ないが児相の同行は見合わせてくれ。(警察が)会うまで(児相は)接触しないでくれという趣旨のことを言われています」
一方、警察は「児童相談所側に同行を求めたが、明確な回答はなかった」としていて、両者の主張が食い違っています。
札幌市長会見
6月11日のニュースで報じられていた。
札幌市秋元市長が記者会見を開き、『亡くなられた池田詩梨さんのご冥福を心から祈りたい』と話していた。
児童相談所の認識の甘さがあった。警察との連携が不十分だった、
市民の生命を預かる市長として同様の事案が発生しないよう道警に対し協議の場を設けることを要望したい」と警察との連携を強化したい考えを明らかにしました。
さらに児童相談所の職員体制について、「第2児童相談所の設置や夜間、休日でも迅速に対応できるよう児童家庭支援センターにおける調査体制についても検討したい。子どもの命を守るのは何よりも優先されなければいけない」と述べ、体制の強化を検討して再発防止に取り組む姿勢を示している。
最後に
今回『児童相談所、警察、連携不足?札幌市』について書きましたが、
正直言い逃れの為の擦り付け合いにしか見えないのですよね。
起きてしまった事は、どうしようもなく2度と同じことを侵さない為しっかりとした取り組みをしていただきたいものである。
コメント