人間心理における第三効果

コラム

人とは他人から影響されやすい状態にある。それにより自我の判断が薄れ流されやすくなる、この事を第三者効果と呼ばれる。

この心理学的現象は、人は、広告などさまざまなメディアの影響に対し、自分は影響されないと思っているが実際にはそうではないということだ。

自分がすでに購入してしまった商品のテレビCMは、まったく気にしないかもしれないが、実際には、多くの広告は無意識のうちにあなたの気分や態度、欲望に影響を与えているものだ。

深夜の通販番組

これも人間心理を突いた商売です。第三効果に加えコンプレックスなどを的確に揺さぶり購買意欲を高めているんです。

基本深夜といえば眠る時間帯。仮に起きていても、リラックス状態であることが多いです。くつろいでいる状態だからこそ、流れている商品情報を、素直に受け取って買ってみようかなと思うのです。

深夜まで起きている人なら、多くの場合、不摂生な生活を気にしていることでしょう。そこで、生活に関わるものや、運動不足解消や、ダイエットグッズ、健康に関わるものにスポットがあたります。

健康食品、ジューサー、ダイエット食品、運動器具などが、深夜の通販には多いのです。念密にリサーチし統計を出したうえで視聴者の、ターゲットを厳選してるからなんです。

見ている人の心に気持ちをわかせることを狙ってます。後は人間心理に基づき追い打ちです。「今だけ値引き!」といった限定を強調することによって、考えるスキを与えずすぐ電話をさせるのです。今ならお得、同じ買うなら・・・と揺さぶるんです。

行列ができる店

メディアで紹介された飲食店などはよくこうなる。紹介するメディアよるがたいていは、1度は行ってみたい、食べてみたいと思うようになる。

紹介されてから約2、3週間は行列ができる。そして行列ができると紹介メディアを知らない人でも行列を見て1度は行ってみたい、食べてみたいと思うようになる。これも人間心理である。

メディアの攻防戦

ドキュメントの番組である企画があった。A店、B店共に御客の入りが悪い閑古鳥が泣いている。
違いはA店立地が悪い訳でも無いが味に定評がない、B店立地が悪いが味はソコソコの定評。

この2点を盛り上げるべく番組が立ち上がった。よくあるドキュメント番組である。
番組内容は割愛させていただきますが結果放映後見事に2店とも行列ができる繁盛店になった。

来店客にインタビューしていると、TVみて感動しました。だから来ました。と大半である。飲食店味も必要だが何事もきっかけが必要、人間心理を突いた番組だった。

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