神戸市営バス暴走信号無視2名死亡

21日午後2時ごろ、神戸市中央区布引町のJR三ノ宮駅北側の兵庫県道で、神戸市営バスが赤信号の先の横断歩道に突っ込み、歩行者を次々とはねた。兵庫県警葺合(ふきあい)署によると、同県明石市の大学3年女性(20)と神戸市須磨区のアルバイト、男性(23)の2人が死亡、20~50代の男女6人が重軽傷を負ったと報じている。

 
兵庫県警葺合署は自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで市交通局の運転手、大野二巳雄(ふみお)容疑者(64)を現行犯逮捕。「ブレーキを踏んでいたが急発進した」と供述しており、同署が詳しい事故原因を調べている。
現場は神戸市の繁華街で、JR三ノ宮駅北側のロータリーと阪急神戸三宮駅前を結ぶ東西の横断歩道。同署などによると、バスは神戸北町発三宮駅ターミナル前行きで、乗客は現場手前の地下鉄三宮駅前停留所で全員降りた。その後、駅南側の終点へ向かおうとしたバスが阪急電鉄の高架下横断歩道に突っ込み歩行者をはねたという。
市交通局は同日夕に記者会見し、内藤直樹自動車部長が「重大な事故を起こし心からおわびします」と謝罪。市交通局によると、大野容疑者には糖尿病の持病があったが、朝の点呼で異常は確認できなかった。

産経新聞引用

1986年に運転手として採用され、2015年に定年退職し再任用された。
21日午前6時前の出庫時のアルコール検査で異常はなく、点呼でも普段と変わらなかった。
一方、糖尿病の持病があり、今月上旬に8日間入院した後に休暇を取り、
18日に復帰したばかりだった。就労可能という医師の診断書が出されていた。
06~10年に急ブレーキなどで車内で乗客が負傷する事故を3件起こしていたという。
バスは12カ月、3カ月ごとの法定点検、2週間ごとの自主点検を実施しているが、
市交通局は「整備上の異常などは把握していない」と説明。

ブレーキを踏んでいたが急発進したと述べているが、
その後の調べによりブレーキ痕すらない状態、
上記でも書いているが
車両にも検査では異常がない状態であり、
糖尿病の持病持ち、日頃からインスリンを使用していたという。
インスリンは使用後、意識が低下することもあり、県警が関連を調べている。
要はヒューマンエラーと思われる。

不思議な状態
先日の池袋の事件では、運転手は○○さん、即逮捕はされていない。
今回の神戸の事件では、容疑者、即逮捕されている。
現場検証による結果かもしれないが、
この違いが世間で様々な意見、疑問の声が飛び交っている。

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