NHKノーナレ報道による今治タオル関係者の炎上被害

コラム

どうもるんるんです。

先日からTwitterで「#今治タオル不買い運動」と名で炎上しているのが分かったので気になって調べてみた。

そこにはNHKの『ノーナレ 画面の向こうから』の6月24日放送の「今治タオルの工場、外国人技能実習生の状況について」の特集で起きたものだった。

NHKノーナレ引用


今治タオルの縫製工場で技能実習生として働くベトナム人女性を取り上げたが、その劣悪な労働環境から、特定の企業を“ブラック”などと中傷する書き込みが相次いだ

事の発端

今治市の縫製工場で低賃金で長時間労働を強いられているベトナム人の技能実習生を取り上げた本作は、彼女らを完全に奴隷として扱っている悪徳業者のおぞましい実態を明らかにし、大きな反響を呼びました。
この番組は愛媛県内のタオル縫製工場で働く実習生からのメールをきっかけに作成されたもの。婦人服や子供服を作るとして雇われた28人の実習生たちは、実際はタオルの製造をさせられており、その実態も極めて苛烈なものであることが明らかにされています。
常日頃から「ベトナムに強制帰国させる」と脅されつつ早朝から夜10時過ぎまで働かされ、残業時間は180時間という過労死ラインの2倍超えながら、支払われるのは40時間分のみというブラックの極み。
作業にも手が変形するほどの厳しいノルマが課せられ、居住も会社の敷地内の窓のない狭い寮に28人全員が押し込められていました。彼女らは日本への渡航時に作った借金を返すために必死にこうした奴隷待遇に耐えていたものの、絶望的な状況を知らせるべくNHKに連絡を取っていました。

NHKノーナレの報じた「実習生奴隷化企業」、結局今治タオル工業組合の下請けでした引用

報道による被害

放送後、この番組で実習生が働いている会社として、特定の企業(森清タオル・オルネット)を中傷する内容がインターネットに書き込まれています。そして企業は、当番組で取り上げた会社ではありません」とNHKは公表している。

関係のない企業が巻き込みにあった。撮影場所が旧工場跡地であったためのグーグルマップで照合の画像から昔に看板があったため起こった出来事なんです。

実際には森清タオル・オルネットではなく今治タオル工業組合企業の下請けでした。

組合の見解

組合は今回の報道によりHPで文面を公開しているNHK「ノーナレ」報道についての報告

あくまでも非組合員の企業工場であることを書いている。しかし縫製の企業として同じジャンルである為に今回の報道は真摯に受け止めると書いている。さらに法令尊守、周知徹底の強化の為、協議会、コンプライアンス研修を行うとしている。

最後に

今回は、「NHKノーナレ報道による今治タオル関係者の炎上被害」について書きました。
やはり私的に幼い時はNHKの教育番組で育ったものの今を振り返るとNHKは全体的に嫌いです。報道のいい加減さ、NHKの受信料の徴収員の対応など総合してしまうのです。

今回の報道もよく似たもので一部の縫製企業の労働実態で愛媛県全体の縫製の業界を揺るがすものとなったのです。

愛媛県の縫製企業すべてをどうかと思うとそこは違うとは思います。比べる規模ではないと思いますが今回の報道により実名を記載してNHKが主として全国にブラック企業の根絶を唱えドキュメンとするのは良いと思います。

しかし今回のような中途半端な報道により地方産業を揺るがす、なおかつ関係ない善良な企業がこの報道により営業に支障が及ぼす被害が出ているのを理解していただきたいのと、この騒動でネット民が誤認識して被害が拡大されていることをNHKは理解すべきだと思います。

今治の縫製技術は素晴らしい物、不買いではなく推しになることを願います。

今回はこの辺で

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