人手不足に終止符定年退職者再雇用

どうもるんるんです。いつの時代も良い人材は獲得が難しい。育てるしかないのだが、ここ数年は年々新人雇用が少なくなっている。

というよりも募集に対し希望者が少ないのである。とある会社は今年20名の募集をかけていたが、10名と半分である。毎年こんな感じで希望募集人数が下回る。

定年退職などで高役職者や技術スタッフが引退していく中後継者不足にも陥っているらしい。
yahooニュースを見たら書いていた内容に目を疑った。

人手不足倒産が過去最多 18年度、求人難要因が急増
東京商工リサーチは5日、2018年度の人手不足関連倒産が前年度比28.6%増の400件となり、13年度に調査を始めて以来、最多だったと発表した。求人難による倒産が大きく増えた。負債総額は計505億円。これまでの最多は15年度の345件だった。
要因別の内訳でみると、代表者や幹部役員の死亡などによる後継者難の倒産が7.6%増の269件で最多だった。人手の確保が難しくなって事業継続に支障が生じた求人難が約2.6倍の76件、人件費高騰が約2.1倍の30件、従業員の退職が38.8%増の25件で続いた。
(yahooニュース引用)

人材不足における会社倒産も出ている始末。仕事改革法案も施工され人員の少ない会社は、年次有給休暇問題で業務に支障が出るなど厳しい状態になっている。

正直な話、魅力のある会社は人員不足に陥ることはないと思う。しかしブラック企業は色々な面で問題がある。仕事がないからブラック企業でも有無も言わず働き搾取される。負のスパイラルである。

こういう会社が存続する限り雇用問題が深刻になって既存従業員がつらいおもいをする。かといって人件費を上げれば会社が経営圧迫で深刻化するだろうしかといって日本全体で賃金の水準が上がれば物価が高騰し生活を圧迫しかねない。どれも良い話ではない。

テレビでの特集

先日テレビでスーパーマーケットの特集があった。スーパーマーケットでも従業員不足は深刻な問題である。裏方の調理担当者が高齢化で定年退職していく中、中小企業のスーパーマーケットに若い募集はほとんどない。後継者不足である。とあるスーパーマーケットの話で、

鮮魚部門で長年働いてきた方が定年退職の時、魚をさばくことができるスタッフが2名しかいなかったのに1人かけると店が回らなくなる。この状態に会社経営者はこの方を定年退職後、契約社員として再雇用の話を持ち出した。

返答はYESこの方は実はまだまだ働きたかったのである。名目としては特別雇用社員である。後世に担う人材の育成並びに技術指導これをきっかけにこのスーパーは特別雇用社員を一気に10数名採用した。まだまだ現役で活動できる経験豊富な元社員を再雇用し社員育成に充てたのだ。
これをきっかけにこのスーパーには人員不足が解消された。

さらに特別雇用社員の方と新入社員では御祖父と孫みたいな歳の差なため穏やかに仕事ができるらしい教え方もうまく培ってきた経験豊富な知識、技術はすごく為に成ると相乗効果である。

地域密着型のスーパーでは、この話を聞いて近隣だけではなく隣町の買い物客も来たりと、
安心して買い物ができると、評判になり売り上げも増加。話題性のあるスーパーで度々マスコミにも取り上げられている。

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