気になる口臭の原因、予防と対策

気になる口臭、人が臭くても中々指摘できないのも現実・・・では逆は?
同じように指摘されないものですよね。
他人のふり見て我が身を直せとよく昔から言いますよね。
口臭は自分ではわからないものどうすればいいでしょう。

世論調査では他人の口臭の指摘できると答えたのはたった2%、
残りの98%は言えないと回答しています。

口臭はドブ臭いだの、う〇この匂いだのと言います。
きついですよね。
確認するのは、他人から指摘されるか、口臭チェッカーでしかわからないもの・・・
機械は手ごろな所で2000円位からあります。
まあ使って口臭レベルが高かればショックですよね・・・
周りが我慢していたことにきずくのですから。

そもそも歯磨きなどきちんとしている人でも臭い方が居るので
そこら辺の事情も踏まえてなぜ臭くなるのかを調べていき
対策をしていきましょう。

口臭の原因


口腔外科の先生から教えていただきました。
原因として大まかには5つなんです。
口だけではなく胃や腸、肝臓などの原因もあるそうです。

1.生理的口臭
誰にでもあるにおいで、起床直後(起床時口臭)、空腹時(飢餓口臭)、緊張時(緊張時口臭)は特に口臭は強まります。これは唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるためです。しかし、歯みがきで細菌やVSCが減少し、食事をしたり、水分を積極的に補給するようにすることで唾液量が増加すれば急激に口臭は弱まります。したがって生活習慣の改善でよくなり、治療の必要がありません。
また女性の生理・妊娠時などホルモンバランス変化に伴う口臭、乳幼児期、学童期、思春期、成人期、老齢期、それぞれの年代固有の臭気(加齢臭)、民族的な口臭もあります。
(生理的口臭の特徴)
病的口臭ではないので常に周囲の人たちを不快にするわけでなく、時々不快にする事がある程度極端に近づいた場合に感じる口臭周囲の人たちが不快感を感じる距離は、おおむね相手の顔からの距離は30cm以内である。(通常の会話距離では、わかりにくい。)

口臭は、あったりなかったりする。

身体のコンディション・ストレスに対する感受性の違い(個性)・会話条件・生活習慣になどによって、発生したり発生しなかったりする。

多くの場合は、病的口臭と異なり、本人も気が付かない事がある。口臭が気になり不安になると、より感じるようになる。

2.飲食物・嗜好品による口臭
ニンニク、ネギ、酒、タバコ等による口臭は一時的なもので、時間の経過とともに臭いも無くなりますので治療の必要はありません。
3.病的口臭
鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭が起こる場合もありますが、病的口臭の90%以上は口の中にその原因があり、歯周病、むし歯(う蝕)、歯垢(しこう)「歯の周りに付く細菌の固まり」、歯石、舌苔(ぜったい)「舌の表面に付くコケ状の細菌の固まり」、唾液の減少、義歯(入れ歯)の清掃不良などがあげられます。
病気の原因を治療することで口臭を減らしたり、治すことができますので診断を受けてください。4.ストレスによる口臭
ストレスにより唾液の量が少なくなると口の中が臭くなります。
5.心理的口臭
自分自身で強い臭いがあると思い込む人がいます。

口腔外科相談室引用

お医者様の話では、
唾液には、口の中の汚れを洗い流して細菌の活動を抑える働きがあり、
普段は口臭もあまり気にならないものと。
寝起きや空腹時、緊張したときなどには唾液の分泌量が減るため、
口臭が多少強くなると。
特に起床時は、
1日の中で最も口臭が強くなりやすい状態のため朝食後には必ず歯磨きをしましょうと
また、唾液の分泌量は加齢によっても低下することが知られていますと言われていました。

口を開けたまま呼吸をしていると、口の中が乾燥して口臭が強くなりやすいので、口は閉じて鼻呼吸をすること。食事をするときにも口をきちんと閉じてかむようにすること、また、よくかむほど唾液の分泌もよくなりますといわれていました。

食後は緑茶や牛乳を飲むことなどで、口臭を消すことができます。
レモンや梅干は、唾液分泌を促し自浄作用の効果を高めます。
最近はサプリメントで口臭対策グッツが多く出回ってますが、
根本の原因を知り、知ったうえでの対策をした方がよいみたいです。
原因の分からないままの対策では効果が薄れてしまいます。



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