脱サラして失敗しない為の最低限の準備

ここ数年社畜人生に終止符を打ち、
フリーランスを始める方が増えてきている。
私も正直そうである。
脱サラして自由な時間を多く利用して収入を増やしていきたい。
そんな気持ちで始めている。
すぐに結果が出るようならだれでもするであろう。
根気のいることは間違いない。
すぐに結果を求めるのであれば辞めといた方がよい、するだけ無駄である。
どの仕事にしても最低限の結果が見えてくるのは半年から1年は見といた方がよい。
最低限の結果が出るまでに、モチベーションや資金のショートなどで夢半ば終わる方が多い。
モチベーションであればどうにか出来るが、
資金繰りの問題で悩んで仕事に専念できない、そんなことだけは避けたいのである。
今回は参考までに私が行った最低限度の脱サラするまでの準備をお教えしたいと思います。
あくまでも参考の為、これが全てではありません。

基本の生活水準を理解する

今後脱サラすれば安定な収入はないと思って間違いない。
初期段階で自分に回すお金は微々たるもの、
下手をすれば自分には回らず貯蓄などを崩す形となるであろう。
その為には、まず己を知ることから始めるのである。

生活における出費をきちんと把握する。

・家賃
・水道代
・電気代
・ガス代
・保険料(生命保険など)
・税金系(市県民税、国民健康保険、国民年金)
・通信費(携帯代・ブロバイダー契約費等)
・ローン支払い
・食費
・交通費
この辺が主な支払いである。
フリーランサーとなると在宅率が多くなるため電気代、ガス代、水道代は10%から15%は
料金が上がると考えてほしい。
大まかに出費の計算ができたのなら次のステップに

無駄を見直す

ここからは支出のスリム化である。
ライフライン(家賃、電気、ガス、水道)は大方変動はしない為、そのままに。

保険料(ここでは生命保険)
一度保険プランナーの方と話しといた方がよい。
解約はやむ得ないが、健康管理などは個人の問題だが企業みたいな保証がない為、
万が一の被害が甚大である。仕事ができないと収入が0なる、
しかも医療費は基本高額な為、出費がかさむとマイナスが大きくなる。
年齢が高ければ高いほどしっかりとした保証は確保しといた方がよい。

通信費
フリーランスはネット通信などの取引が多くなる為、ネット環境は整えた方がよい。
情報収集などネットですることが多くなる。
キャリアによってお得なプランなどがあったりWi-Fiなどの環境を整え
携帯電話自体のギガ数を落としたり、プランの見直しは是非しといた方がよい。
見直し方によっては月々数千円スリムにできる場合もある。

税金系
今までは会社が払っていたものであるが、これからは自分で払っていかなければならない。
滞納などしようものなら差し押さえが待っている。
国への支払い関係は強制力が強く放置など考えない方がよい。
支払いが遅延しそうな場合は必ず役所に相談するようにしよう。
分割払いなどで支払額を一時的に下げてもらい、支払い金額を緩和できることもある。
しかし、遅延損害金は元金に対して付くので、早めに処理した方がよい。
相談内容によっては税収の減額が受けれる制度もある。これは各自治体、都道府県
などによって違うので、役所で確認が必要である。

ローン
正直ないのが望ましいが、そうも言えないでしょう。車、家などはほぼほぼローンなんで。
基本分割払いやボーナス併用がある場合、今後ボーナスはないので気を付けなければならない。
忘れていてボーナス時期に支払いがかさむと行き詰まる場合がある。
行き詰まりカード事故などで、クレジットカード、銀行の信用がなくなる場合がある。
私自身身近にそんな方が居たので書きました。
残金確認並びに、支払い方の確認はきちんと理解しといた方がよい。
あまり良くないが、
支払窓口が多い場合、債務1本化で月々の支払い金額を下げるのも良いですが、
利息が増える事を念頭に入れといてください。
【この手の話は細かい説明が必要な為、ローンまとめで調べてください】

生活維持のための準備

上記説明でひと月に支払う金額が大体理解できると思う。
したがって最低1年は収入が0円でもやりくりできるように貯蓄が必要である。
単純な計算式である。
ひと月の支出×12カ月=最低貯蓄金
この最低貯蓄金以上は確保しましょう。
でないと支払いが心配になり仕事に手がつかないと言った方を多く見ているので
独身であれば、親のすねをかじれば支出は下げれます。情けないかもしれないですが
夢を追いかけるのには使えるもの(親も含む)は使わなければなりません。
フリーランスになれば交友関係から仕事がもらえる場合もあります。
しっかりとした横のつながりも大切です。
家庭がある場合
しっかりと話し合いましょう。収入の問題で離婚や家庭崩壊などよく聞きます。
仕事の成功には内助の功も必要にはなりますので。
無理のない計画を立ててください。

会社を辞めるまでに準備するもの

個人事業主になると信用機関からの信用度数は著しく低いです。
特に実感するのは銀行です。
脱サラ後はローンはまず組めません。信用が無いからです。
その理由として安定性の収入が無いからです。
銀行からの一番の信用問題は安定のある収入がベースになるのです。
ですのでサラリーマン(正規雇用)は、
銀行にとってそれだけでも信用性がある程度あると判断されるのです。
その次に勤続年数、年収、個人資産が判断基準となります。

その為
クレジットカード、カードローンなどの作成は、
サラリーマンのうちにしとかなければなりません。
万が一の為に枠だけは作っといた方がよいです。
年収の三分の一までは枠が作れます。
早めに作り最低限度の使用で完済し信用枠を上げると尚よいかもしれません。
不動産
住んでる家を変えようとしてる場合、こちらも会社に所属してる間にすましといてください。
銀行と同じで不動産の信用も同じなので。

まとめ

私がフリーランスとなって間が無いが、なってからつながりができて色々話を聞いたりして
感じたこと、思った事がたくさんある。
途中挫折が非常に多いのである。
なぜなら
安定収入がないという事。
収入がきちんと得られるまでに時間が掛かる。
精神崩壊。
資金ショート。
これらの理由で挫折、ひどい場合は家庭崩壊、一家離散、自己破産まで出た方が居る。

正直な話し、失敗しても再起は出来る。失敗が今後の糧にもなると言われている。
限界をきちんと決めてやるべきである。
無理はしてはいけない、しかし諦めてはいけない。
今後フリーランスとなる方につなぐことができれば
この記事が生きるものとなる。

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